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どうも、としまです
バス釣りを始めたばかりの初心者へむけて、今回はオフセットフックの種類や基本となる選び方について、丁寧に解説していきます
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オフセットフックとは?
主にワームと呼ばれる軟質のルアーに使用するワームフック (釣り針) の1種です。以前はフックアイの下部がストレートになっているタイプも多かったのですが、最近じゃオフセットフックの方が主流になってますね
各部の名称と機能
フックポイント
針先の尖った部分のことをフックポイントと呼びます…触ると痛いよ!
魚を掛ける為の大事な所なんで使用前には絶対に尖り具合をチェック!丸く感じたらフックを新品に交換しましょう。ただフック代も馬鹿にならないんで、僕は専用のフックシャープナー (ヤスリ) で研いでいます
1000円前後で買えるんでコスパも良いですね
フックアイ
丸い形状をした部分がフックアイです。フックポイントから一番遠い所に位置しており、ここにライン (釣り糸) を結んで使います
フックアイには以下の2種類があります
- 縦アイ
- 横アイ
オフセットフックを縦アイにするメリットを解説にも書いていますが、個人的に横アイも縦アイもさほど差はないのかなと思ってます。ですがどうせなら少しでもメリットのある方が良くない?ってことで、アイは縦しか使わなくなりました
バーブ
針の内側に付いた尖った部分がバーブです。かえしとかモドリとも呼ばれており、針にかかった魚もこのバーブが付いていることで抜けにくくなります。つまり外れ防止の役割を果たしてくれます
ちなみにバーブ (カエシ) が外向きに付いているものをアウトバーブと呼び、バーブ (カエシ) が全く付いて無いものをバーブレスといいます
10年以上釣りしてますが、アウトバーブやバーブレスなんかは使ったこと無いし、僕はあまり必要性を感じたことがありません
シャンク
アイからフトコロにかけての軸となる部分のことをシャンクとよび、このシャンク (軸) の長いものをロングシャンク、短いものをショートシャンクといいます
以下のような「ロングネック」のシャンクも販売されています
ワームをしっかりとホールドできるように、アイからクランクまでの間が長くなってます。これだとワームの持ちが良い等のメリットもでてきます
他にも…
シャンクには太軸と細軸があります。シャンクが太いとフッキング (魚を掛ける) した時や魚とファイトしている時など、大きな力が加わった時に起きるフックの伸びを軽減してくれます
個人的に細軸の方はスピニングや柔めのベイトタックルなんかでよく使ってます。柔らかい竿だと全体に力が分散する為なのか、フックが伸びるようなこともあまりないですね
ゲイプ
フックポイントとシャンクとの間のことをゲイプと言います。この幅が広いものや狭いものなど種類も様々なので、使用するワームによって使い分けが必要です
詳しくは後ほど「オフセットフックの種類と選び方」の方で解説しますね
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オフセットフックを使うメリット
ワームフックの中でも回避性は極めて良い
オフセットフックはジグヘッドやストレートフックに比べると格段に回避性が高く、その為釣り初心者の方でも扱いやすいフックです
なぜ回避性が良いのかは実際に以下の画像を見てもらえれば理解できるはずです
赤の点線で描いた部分がオフセットフックの隠れた部分です。つまりフックポイントがワームの外に出ていないので障害物に触れにくく、回避性もずば抜けて良いです
様々なリグ (仕掛け) に使用できる
オフセットフックは汎用性が広いので以下のようなリグ (仕掛け) に使えてとても便利です
- ノーシンカーリグ
- テキサスリグ
- スプリットショットリグ
- ダウンショットリグ
- キャロライナリグ
- フロリダリグ
- ジカリグ
オフセットフックの種類 (形状) と選び方
- 上:ワイドゲイプ (ロングゲイプ)
- 下:ナローゲイプ (ショートゲイプ)
❶ と ❷ を見比べてみるとゲイプ幅の違いがよく分かりますね
このゲイプ幅は各メーカーで違いはあるものの、オフセットフックの種類 (形状) はこの2つが基本と覚えておくとよいですね
それではこの2種類あるオフセットフックをどうやって選び分けて使えば良いのか、詳しく解説していきます
ゲイプ幅はワームの太さ (胴体部体高) に合わせて使い分ける
クロー系と呼ばれるエビに模したワーム等は体高もあります。この様なワームにはワイドゲイプのようなゲイプ幅の広いフックを使用して、なるべく魚がくわえた時に針先が出やすくなるようにしてあげましょう
ワームの動きが悪くならない程度のフックの長さを選ぶ
ワームの動きが悪くなると、いくら本物そっくりに作られたワームでもそのポテンシャルを十分に発揮させられていない可能性もあります
以下の図でも説明していますが、なるべくワームの動きをより自然にみせれるようにフックの長さに気をつかってあげるといいですね
フックを基準に可動範囲というのが決まってきます。上の図でも分かる通り ❶ だとフックから可動範囲までの距離が短いので動きも悪くなります。よりナチュラルに動かす為にはフックの長さを ❷ に収めて可動範囲を広げてあげるとよくなります
オフセットフックのサイズ
使用するワームのサイズに合わせてフックを選ぶと良いと思います。あまりにも大きすぎたり小さすぎるとバランスも悪いですが、初めのうちは自由に選んでみましょう
僕の場合だと以下のような感じでフックサイズを選んでいます
- 2インチ~2.5インチ #3~#6
- 3インチ~4インチ #2/0~#2
- 5インチ~10インチ #3/0~#5/0
これが正解というわけでもありませんし、あくまでも参考として見ていただければ良いかと思います
ポイント いかにワームを本物そっくりに動かしてあげるか…を意識しながらフックのサイズを選んであげましょう
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おすすめのオフセットフック
僕もオフセットフックは良く使いますが、その中でもおすすめできる物を少し紹介します
マルチオフセットフック
モノ作りに強いこだわりをもったisseiの村上晴彦さんが監修しているオフセットですね
サイズ | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
#6 | #4 | #2 | #1 | 2/0 | 4/0 | 6/0 |
- ワーム装着時の持ちやすさとフッキング時のパワーロスを抑えるタテカン設計
- 貫通性能抜群のマジックフッ素採用
- ロングネックでワームずれ激減
- シンカー装着を想定した絶妙なカン径
参考サイト:株式会社オーナーばり
マルチオフセットX
こちらは先程紹介したフックと同じですが軸が太軸になったものですね。いずれも村上晴彦さん監修です
サイズ | |||||
---|---|---|---|---|---|
#2 | #1 | 1/0 | 2/0 | 4/0 | 6/0 |
- 縦カン+大型アイで機能性充実
- 太軸設計でパワーフィッシング対応
- マジックフッ素
参考サイト:株式会社オーナーばり
D・A・S オフセット
青木大介さんプロデュースの「D・A・Sオフセット」。ゲイプ幅が抑えられているので装着時にはワームとの一体感を感じれる作りになってます
サイズ | ||||||||
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#6 | #4 | #2 | #1 | 1/0 | 2/0 | 3/0 | 4/0 | 5/0 |
- ズレを抑えワームをしっかりホールドするZ型クランク
- 貫通性能がアップするフッ素コーティング仕様
- フッキングのパワーロスを極限まで抑えたストレートのボトム部
参考サイト:株式会社ハヤブサ
まとめ
オフセットフックの基本的な種類と選び方について解説してきました。最後に今回のポイントをまとめておきます
- オフセットフックはワームフックの中では回避性がよい
- ワイドゲイプとナローゲイプの2種類がある
- ワームの太さ (体高) に合わせてゲイプの種類を使い分ける
- ワームの動きを妨げないような長さのフックを選ぶ
回避性が高いとロスも減るのでお財布にも優しいし、初心者にはめちゃくちゃ扱いやすいフックだといえるんじゃないでしょうか
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